素人目線で語る 確定申告の「仕訳」とか「勘定科目」って何のこと?
よし、確定申告やるぞ! となったとき最初につまずくのが仕訳だと思います
「仕訳?」「複式簿記?」「勘定科目?」
何のことかさっぱり分からなくて一気にやる気が無くなりますよね(笑)
今回はド素人の管理人が実体験で学んだこれらの専門用語についてザックリ解説していきたいと思います
他のサイトは専門的なんですけど、解説がダラダラ長すぎてツラいと個人的に感じたので、できるだけ簡潔に書いていきます
とはいえ、確定申告に追われる時期が過ぎて時間に余裕ができたら、きちんと勉強した方が良いとも思います
でも、知らなくてもfreeeを使えば申告できちゃうので、管理人は全く学ぶ気は無いですが……
仕訳って何?
使ったお金やもらったお金の詳細を帳簿につけていくことを「仕訳」と呼びます
いつ、誰から(誰に)、どんな目的で、いくらもらった(使った)のかを仕訳していく作業のことですね
仕訳のやり方にはルールがあって、そこで使われているのが「勘定科目」という分類です
勘定科目って何?
法的な意味はちゃんとあります
解説を読むと、「勘定科目は5つに分類され~」みたいなことが書いてありますが、freeeを使う以上別に覚えなくてもどうとでもなります(笑)
freeeにおける「勘定科目」というのは「お金が動いた項目」だと思ってもらえれば大丈夫です
商品が売れたり売掛金をもらったら「売上」とか、交通費を払ったら「旅費交通費」とかに分類します。これらが「勘定科目」です
本当の意味での「勘定科目」は「資産」、「負債」、「純資産」、「費用」、「収益」に大別され、これらをもとにして「損益計算書」と「賃借対照表」が作られます。そのために「勘定科目」を用いて仕訳するというわけですね
繰り返しますが、急いでいる方は全然分からなくてもfreeeで青色申告(65万円控除)できますので、今は覚えなくても大丈夫です
複式簿記って何?
複式簿記は帳簿の付け方のひとつで、ひとつのお金の動きをふたつの側面から捉える記帳方法のことです
「貸方」と「借方」という二面から見ます
freeeでは何も考えず先ほどの「勘定科目」で「仕訳」ていけば、勝手に複式簿記で記帳されますので何も考えなくて大丈夫です
一応説明しておくと、例えば20万円のパソコンを現金で購入した場合
パソコンという資産が増えたので「借方に」パソコン20万円と記載します。しかし別の見方をすると現金という資産が減ったので「貸方」に現金20万円と記載します
帳簿上はこんなイメージ
年月日 | 借方 | 貸方 | 摘要 |
2019年〇月×日 | パソコン20万円 | 現金20万円 | 事務所PC購入 |
資産が増えたという側面と、資産が減ったという側面の両側面で捉えて帳簿をつけていることが分かりますね
これが何のためなのか、なぜやらなければいけないのかは時間が出来たら勉強してみて下さい
急いでいる今、イライラしながら覚える必要はありません
恐らく他のサイト様は絶対に書かないようなかなり乱暴な説明になってしまったかと思います(笑)
freeeを使った確定申告ならこれらのことは全く覚えなくても大丈夫ですが、経営者であるという自覚を持つならこれらの用語のことは今後きちんと勉強しなくてはいけません
どうでもいい知識ではないんだよ、ということだけは最後にフォローしておきます
正確な経営状況を知るためのツールになりますので…ね
ただ、最近はノマドワーカーやSOHOなど働き方や仕事のスタイルも変わってきていますので、これらの知識が必要でない職種の方が多いのも事実なんですよね
自分一人だけで、仕入れなんかもなく現金主義で仕事していれば、青色申告のためにこうした事を覚える時間がすごく無駄に感じるというのはよ~く分かります(笑)